トイレの水位が低い原因とは?すぐできる対処法と合わせて解説! - ハイスイ広島 -広島県の水道修理、お風呂、トイレ、台所の排水管のつまり修理

コラム
COLUMN

ハイスイ広島のコラムになります。
「トイレの水が流れなくなった」、「蛇口を捻っても水が出てこない」、
「排水口の水が流れが弱くなった」など水のトラブルでお困りの際は、
つまり水漏れ・排水管の専門職人のハイスイ広島にお任せください!
24時間、365日、年中無休で営業しております。

トイレ

トイレの水位が低い原因とは?すぐできる対処法と合わせて解説!

トイレの水位が低い原因は、主に紙や便器によって排水管がつまっているか、なんらかの理由によって便器が破損しているかの2点です。

この記事ではトイレの封水がいつもより低いと感じたときに考えられる詳細な原因と対処法についてご紹介します。トイレを毎日快適に使い続けるためにも、具体的な原因と適切な方法を押さえておきましょう。

トイレの便器の水位が低いときに考えられる2つの原因

トイレの水位は“封水”と呼び、下水道から湧き上がる異臭を防ぐために溜まるように製造されています。

この封水の水位が低くなると、下水道からの異臭が部屋に充満し、快適な暮らしに悪影響を及ぼします。トイレの水位が低くなる理由は以下の2つです。

紙や排泄物、異物によって詰まっている
トイレの排水管に紙や排泄物、異物が詰まっていると、汚水などの通り道が狭まります。排水管の奥でこれらが詰まると、水の通り道が狭まり、充分な排水ができないのです。

とくに、紙おむつや生理用品など吸水性の高い物を流してしまうと、排水が給水され、詰まりがひどくなってしまいます。

また、排水管の直径は7.5cmほどで、大人の人差し指ほどの長さしかありません。紙おむつや生理用品によって給水が行われると、その分だけ膨らむため、水の通り道である排水管を完全に塞いでしまいます。

トイレを使う際、封水の水位が低いと感じるときは、直近の使用について家族に確認してみるとよいでしょう。

便器の破損
直接的な原因としてほかにも便器の破損が考えられます。トイレは経年劣化によってひびや割れが起きやすい場所であるため、水位が低いと感じたら便器の裏側や下部などを確認しましょう。また、トイレタンクも劣化によってひび割れたり破損したりする場合があります。

便器に異常がなくても、トイレタンクに異常がある可能性も視野に入れた上で、細かくチェックしましょう。トイレタンクにひびや割れがあるときは、床下に水漏れがおきます。水漏れ箇所がないかをチェックすると、水位が低い理由が判断しやすくなるでしょう。

トイレの便器の水位が低いときの対処法

トイレの便器の水位が低いと感じるときは、以下の6つの方法を試してみましょう。

・バケツの水を流す
・ぬるま湯を流す
・ラバーカップを使う
・真空式パイプクリーナーを使う
・ワイヤータイプのトイレクリーナーを使う
・ペットボトルを使う

バケツの水を流す
トイレの水位が低いときは、詰まりの可能性があるとお話ししました。そこで、排水管に詰まる原因を、バケツの水を使って一気に押し流す方法を試してみましょう。バケツに溜める水は水でも問題ありませんが、40度~50度ほどのお湯だと紙や排泄物がバラバラになりやすいので効果的です。

バケツいっぱいの水、またはぬるま湯を用意したら、数回に分けて封水に流し込みます。ゴボゴボという音と合わせて勢いよく流れたら、再度数回に分けて水、またはぬるま湯を流し込んでください。紙や排泄物であれば、この方法で詰まりが改善するでしょう。

ラバーカップを使う
ラバーカップを使うのも効果的です。ホームセンターやドラッグストアで取り扱われることの多いラバーカップは、和式用、洋式用、汎用タイプの3種類あり、1,000円~2,000円ほどの値段で購入できます。

使い方は、ゴム製のカップを封水部分に密着させ、空気を押し込んだら一気に引き離します。この操作を数回繰り返すだけで、ほとんどの詰まりを取り除くことができます。

なお、ラバーカップを使うときは、押す力ではなく引く力が重要です。思い切り押し込む必要はなく、密着させ密閉しているかを確認の上、思い切り引き離してください。

真空式パイプクリーナーを使う
真空式パイプクリーナーはラバーカップと変わらない操作でありながら、5倍ほどの威力を発揮する道具です。価格は2,000円~3,000円ほどとやや高くなりますが、頑固な詰まりに強力な威力を発揮し詰まりを改善します。

紙や排泄物のほか、トイレに流してもよいと認められた猫砂や、前日などに食べ残した食材などを流した際、詰まりのような症状が見られたときは真空式パイプクリーナーの使用を検討しましょう。

ワイヤータイプのトイレクリーナーを使う
ワイヤータイプのトイレクリーナーは、便器に直接パイプを差し込み、ハンドルを回転させて詰まりを改善させる道具です。

安価な物でも4,000円と高額ではありますが、回転させることで詰まりそのものを粉砕できることから、万能な道具の1つといえます。

ペットボトルを使う
道具を買う費用もなく、また営業時間外である場合は、自宅にある物でも詰まりを除去できる場合もあります。それは空のペットボトルです。

空のペットボトルの飲み口を封水の奥に差し込み、ボトル部分を数回押し、空気を入れます。ラバーカップと同じ要領で、空気を入れたら一気に引き離す操作を数回行うと、簡単な詰まりであれば改善するでしょう。

改善が見られないときは水道業者に依頼しよう

あらゆる道具を使っても、トイレの水位が低い場合は、解決できなかったと考えてよいでしょう。その場合は、家族が固形物や紙オムツを流している可能性や、それらが排水管を塞いでいる可能性があります。

排水管の奥に物が詰まっていても、自分で取り出すことはできません。そのため、自分で解決しようとはせず、専門知識を持つ水道業者に点検を依頼しましょう。

適切な水道業者の選び方

あらゆる方法を取り入れても改善が見られない場合は、水道業者による点検・修理・除去作業が必要です。しかし、水道業者と一口にいっても、さまざまな業者があり、中には悪徳と呼ばれる業者も少なくありません。

ここでは信頼できる業者に依頼するために参考にしてほしい選び方のポイントについて4つご紹介します。

アフターフォローの有無
水道業者に依頼を検討するときは、アフターフォローの有無について確認しましょう。万が一水道業者の不備によって改善が見込めない場合は、割安な費用、または無償で再点検してくれる可能性があります。

費用を最小限に抑えたい方であれば、できるだけアフターフォローが充実した水道業者を選ぶとよいでしょう。

水道局指定工事店かどうか
水道局指定工事店は法律で定められた基準に沿って適切に施工できたことを国に認められた業者です。そのため、水道工事や除去作業でもできる範囲が広く、スムーズに対処できることが多いです。

非指定工事店の場合、国に認められていないことから、対応可能な工事や作業が限られてしまいます。できるだけ早くトラブルを解決させたい場合は、水道局指定工事店であるかを確認するのが望ましいでしょう。

価格のチェック
後述しますが、水道業者の修理・除去作業にともなう価格についても細かくチェックしましょう。水道業者によっては諸費用設定が異なるため「A社に比べてB社は2,000円も安い」といったことも少なくありません。

具体的な価格を知りたい場合は、各水道業者に費用について問い合わせたり無料見積もりを取ったりするなどして、その価格帯についてリサーチするとよいでしょう。

まとめ

トイレの水位が低いと感じたときは、直近の使用によって詰まりが起きている可能性はないかを振り返ってみましょう。詰まりの原因が紙や排泄物であれば、本記事でご紹介した方法で改善するでしょう。

紙オムツや固形物が詰まっている場合は自分で直そうとはせず、最寄りの水道業者に点検を依頼しましょう。

ページトップへ