排水溝に物を落としたら直ちに止水を!その後の対処法と合わせて解説! - ハイスイ広島 -広島県の水道修理、お風呂、トイレ、台所の排水管のつまり修理

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排水溝に物を落としたら直ちに止水を!その後の対処法と合わせて解説!

物を落としたことに気付いたときは、速やかに止水して取り出すのが望ましいです。給水を続けてしまうと、落ちた物の形状によっては排水管や下水道まで流れてしまい、詰まりの原因となって大がかりな除去作業が必要になります。

また、目に見えない部分で物が詰まってしまうと排水の通り道が狭まり、排水管につながる住宅内外の排水溝へと逆流する可能性があります。

この記事ではそのようなときに取るべき行動や対処法、普段の生活で心がけたいことをまとめてご紹介します。

排水溝に物を落としたら!やるべきことと

キッチンで洗い物をしていたりお風呂場で髪を洗っていたりすると、うっかり物を落とすことがあります。蛇口から水を流しているときやシャワーを使っているときだと、水勢とともに物が流れ、取れなくなります。

万が一排水溝に物を落としたときは、以下5つの方法を試してみましょう。

止水する
キッチンやお風呂場で湯水を使用中に物を落としたときは、落下に気付いた時点で止水をしましょう。そのまま水を流し続ければ排水管の奥へと落ちた物が流れ、取り出せなくなってしまいます。

落とした物のサイズや形状によっては、排水管を塞いでしまい、水の使用ができなくなることもあるため、物を落としたときは速やかに物を取り出しましょう。

場所を確認する
次は落ちた場所を確認しましょう。目に見える場所に落ちていない場合は湯水によって排水管まで流れていると考えられます。この場合は後に紹介する「排水管の分解方法」の手順に沿って落ちた物を取り出しましょう。

可能であれば手で取り出す
目に見える場所に落ちているようであれば、ビニール手袋などを着用した上で取り出しましょう。なお、腕を伸ばしても取り出せない場合は、これから紹介する方法を使って取り出しましょう。

割り箸とテープを使って取り出せる場合も
腕を伸ばしても取れないような場所に物が落ちている場合は、割り箸とテープを使った方法で取り出すことが可能です。割り箸の先端にテープを貼り付け、落ちた物に貼り付くよう排水管に差し込みます。水に濡れているとテープの粘着力が落ちてしまうので、雑巾や不要なタオルで水分を取り除いてから行いましょう。

排水管を分解して確認する
排水溝に落ちた物が目視で確認できない場合は排水管を取り外し、分解して中を確認してみましょう。

排水溝の下にある排水トラップで引っかかっていることが多く、排水管を分解することで取り出せる可能性があります。

いざ実践!排水管を分解して落ちた物を取り出す方法

排水管の分解、と聞くと「素人でもできるの?」と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。分解といっても非常に簡単で、やり方さえ把握すればどなたでもできます。ここでは排水管の分解方法と合わせて準備する道具についてご紹介します。

・準備する道具
排水管を分解する際は、以下の道具を用意しましょう。

・ゴム手袋(なければビニール袋でも構いません)
・バケツ、または洗い桶
・古新聞など養生できるもの
・汚れてもよいタオル
・ドライバー(ネジなどで固定されている部分があれば必要)
・モンキーレンチ(ナットで固定されている部分があれば必要)

分解前の準備
排水管を分解する前に準備しておくべきことは以下の通りです。

・止水栓を閉める
・作業中、周囲が濡れてもよいように物をよけて養生する
・バケツや洗い桶を排水管の下にセットする

水周りで作業をする際は止水栓を閉めてから行いましょう。止水栓を閉めずに作業をすると、なんらかの拍子で水が溢れ、作業場所を水浸しにする恐れがあります。

また排水管の取り外しによって水がこぼれることもあります。周囲を汚さないためにも、作業に不要な物は避けてから新聞紙やタオルなどで養生した上にバケツや洗い桶をセットしましょう。

分解方法
排水管の分解方法は以下の順に沿って進めましょう。

1.止水栓を閉める
2.排水管に取り付けられたネジ・ナットを緩め、外す
3.排水管から排水パイプを引き抜く
4.排水パイプの水をバケツ、または洗い桶に捨てる
5.水の中にあれば排水パイプを再度取り付け、ネジ、ナットを締めて動作確認
6.水の中になければ排水トラップを取り外し、中を確認する
7.排水トラップに落ちた物があれば取り出し、きれいに洗浄してから戻す
8.排水トラップにない場合は排水管の奥に流れている可能性があるので、排水トラップ、排水パイプを元に戻して動作確認をする

落下物が見つからない!そんなときに考えられること
排水パイプ、または排水トラップを確認しても落とした物が見つからなかったときは、以下の可能性が考えられます。

・排水管に流れ、どこかで引っかかっている
・排水枡に流れている
・下水道付近まで流れている

いずれも自分では作業できない場所であるため、落とした物の形状によっては最寄りの水道業者に点検を依頼するのが望ましいでしょう。

排水溝に物を落としたときに気を付けるべきこと

排水溝に物を落としたときに「どうせ水で流れるでしょう」と考える人も多いです。しかしこの考えはとても危険です。

落とした物の形状によっては、排水管や下水道を塞いでしまい、汚水などが逆流する可能性があります。ここでは排水溝に物を落としたときに気を付けることを4つご紹介します。

放置しない
水が排水されるからといって、落ちた物をそのままにするのはやめましょう。場合によっては排水管や下水道を塞ぎ、逆流や水漏れの原因につながります。

物を落としたときはできるだけ早いうちに物がどこに落ちたのかを確認し、取り出してください。

鋭利な道具を使わない
カッターや錐など、鋭利な道具を落とした物に刺して取ろうとするのも避けましょう。排水管が傷ついてしまい、錆や腐食の原因につながります。

また、劣化状況によっては傷ついた部分から痛みが広がり、水漏れを招く可能性もあります。

水道を流さない
物を落としたからといってさらに水道水を流すのも避けましょう。落とした物の形状によっては、排水管や下水道を塞ぐ可能性もあります。

排水管や下水道を塞いでしまうと、水道業者に点検や大がかりな除去作業を依頼しなければなりません。高額な費用がかかるため、水道水を流してさらに流す行ためも厳禁です。

掃除機は使用しない
掃除機は電化製品であり、水に触れるとショートする可能性があり、大変危険です。場合によっては大けがや火災などといったトラブルを招く恐れもあるため、物を取り出せそうにない場合は、掃除機の使用は避け、最寄りの水道業者に点検や除去作業を依頼しましょう。

排水溝に物を落とさないための工夫

ここでは排水溝に物を落とさないよう、今日からできる工夫について2つご紹介します。

細かな物は側に置かない
キッチンやお風呂場で湯水を使用する場合は、できるだけ細かな物は側に置かないよう配慮しましょう。物のサイズが小さければ小さいほど排水溝から奥へと流れ込む可能性が高いです。洗い物や入浴は指輪やピアスなどを外してから行うよう心がけましょう。

落下防止アイテムを活用する
排水溝から先へ物が流れないよう、落下防止アイテムを活用するのもおすすめです。

・ヘアキャッチャー
・排水溝用カバー

これらはホームセンターのほか、100円均一でも購入できますから、使用を検討すると安心です。

まとめ

本記事では排水溝に物を落としたときに取るべき行動と、排水管の分解方法、日頃からできる工夫についてご紹介しました。

大きなトラブルにつなげないためにも、排水溝の周りに物は置かず、落ちないようにするための工夫を取り入れるのが望ましいといえるでしょう。排水溝に物を落としたものの自分で取り出せないときは、一人で悩まず最寄りの水道業者に相談しましょう。

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