トイレの水が逆流する原因はさまざま!対処法や予防法を解説 - ハイスイ広島 -広島県の水道修理、お風呂、トイレ、台所の排水管のつまり修理

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トイレの水が逆流する原因はさまざま!対処法や予防法を解説

「トイレの水が逆流する原因は何がある?」

「どう対処すれば良い?」

といったお悩みや疑問はありませんか。

トイレは生活していくなかで欠かせない設備なので、水が流れなくなると非常に困ってしまいます。

結論からいうと、水が流れず溢れそうになる原因は排水管や便器が詰まっている、もしくは排水ポンプが故障しているといったことが考えられます。

これらの改善は自分で対処できるものもあれば、水道業者に依頼したほうが良いものもあります。

以降では、水が逆流する主な原因と対処方法、水の流れが悪くならないための予防方法について解説します。

 

トイレの水が逆流する主な原因4つ

トイレの水が逆流する主な原因は4つあります。

 

  1. 1.排水管や排水溝が詰まっている
  2. 2.便器に異物が詰まっている
  3. 3.排水ポンプが故障している
  4. 4.災害などが原因で引き起こされている

 

では、ひとつずつ解説します。

 

排水管や排水口が詰まっている

排水管や排水溝が閉塞していると、水が流れず逆戻りします。

理由は、排水管や排水溝の水が流れていく面積が少なくなるためです。

閉塞する原因として、たとえば大量のトイレットペーパーを流すことがあげられます。

通常であれば、トイレットペーパーはある程度水に溶けるため、基本的に詰まることはありません。

しかし、一度にたくさんの量を流すと溶けきれずに塊となり、排水管や排水溝の中で詰まってしまうのです。

 

便器に異物が詰まっている

便器の奥が何かしらの原因で閉塞している場合、水の流れが逆戻りしてしまいます。

たとえば、スマートフォンを落としたり、鍵を落としたりといったことがあげられます。

大きいものを便器の中に落下させると排水管までの間で引っかかり、水が流れる通路を塞いでしまいます。

その結果、水が流れきれず戻ってくるのです。

 

排水ポンプが故障している

すべての家庭で使用されているわけではありませんが、排水ポンプを使用して排水の組みあげを行っている家庭では、排水ポンプの故障により水が逆流している可能性があります。

排水ポンプの故障は、災害や寿命によるものが考えられます。

排水ポンプの寿命は7年から12年程度なので、家を建ててからそれ以上経過している場合は寿命による故障が高いでしょう。

 

災害などが原因で引き起こされている

土砂災害や豪雨などの災害によっても水が流れず溢れそうになることがあります

土砂災害や豪雨により排水処理がスムーズにできなかったり、マンホールに大量の土砂や雨水が急激に入り込んだりすると、自宅のトイレにも影響が出るケースがあるのです。

 

トイレが逆流したときの対処法と注意点

トイレの水が流れず逆流してくる場合、できることを知っておくとすぐに対処することができるでしょう。

この章では、7個の対処法と注意点について解説します。

ただし、実践しても改善が見られない場合は、水道業者に調査や修理を依頼してください。

 

トイレが逆流したときの対処法7選!

トイレの水がスムーズに流れてくれないときにできる対処法は7つあります。

 

  1. 1.対処法1.ラバーカップ(スッポン)を使う
  2. 2.対処法2.ワイヤーブラシを使う
  3. 3.対処法3.50度前後のお湯を流す
  4. 4.対処法4.真空式パイプクリーナーを使う
  5. 5.対処法5.水を利用して水流を作る
  6. 6.対処法6.重曹と酢を使う
  7. 7.対処法7.洗剤とお湯を使う

 

具体的な方法を一つずつ解説します。

 

対処法1.ラバーカップ(スッポン)を使う

対処法ひとつ目は。ラバーカップを使った方法です。

ラバーカップを使用する前に以下を確認しましょう。

 

  1. 1.便器にたまっている水の量
  2. 2.固形物による閉塞ではないかを確認

 

便器にたまっている水の量が多すぎると、ラバーカップを引き抜いた際に、汚水が飛散してしまいます。

ラバーカップを使用する前に水を汲み、ある程度量を減らしておきましょう。

 

反対に、ラバーカップがつかるほどの水の量がない場合、真空状態が作れないため効果が得られません。

水の量が足りない場合は水道から水を汲んで、便器の水量を増やしてください。

 

もし、閉塞の原因が固形物である場合、ラバーカップは使用できないため注意してください。

 

  • ●使用方法
  1. 1.便器の穴とカップの一応合わせてゆっくり押す
  2. 2.素早く引き抜く

 

上記の2工程を閉塞が解消されるまで繰り返し行ってください。

 

対処法2.ワイヤーブラシを使う

ふたつ目に紹介する対処法はワイヤーブラシを使った方法です。

ワイヤーブラシを使うことで奥に詰まった紙や猫砂などの塊を削り、流れやすくします。

 

  • ●使用方法
  1. 1.トイレにワイヤーブラシを入れる
  2. 2.ブラシが閉塞の原因に当たったら回転させる
  3. 3.閉塞が解消されたら、ワイヤーブラシを引き抜く
  4. 4.レバーを回して水が流れるか確認する

 

ワイヤーブラシで閉塞が解消されてくる水位が下がります。

水位の下がり具合で閉塞が解消されているか判断すると良いでしょう。

 

対処法3.50度前後のお湯を流す

3つ目に紹介する対処法は50度前後のお湯を流す方法です。

 

  • ●解消方法
  1. 1.バケツに50度前後のお湯を入れる
  2. 2.高い位置からゆっくり便器にお湯を入れる
  3. 3.2回〜3回繰り返す
  4. 4.1時間ほどそのままにしておく
  5. 5.レバーで水を流して水が流れるか確認する

 

注意しなければならないのはお湯の温度です。

便器は陶器でできているため、お湯の温度が高すぎるとヒビが入ったり割れたり、変形したりしてしまいます。

 

対処法4.真空式パイプクリーナーを使う

4つ目に紹介する対処法は、真空式パイプクリーナーを使った方法です。

必ず周りを養生してから使うようにしましょう。

また、ラバーカップの使用時と同じように、便器の水の量を確認します。

真空式パイプクリーナーのカップが水に浸せるくらいまで便器の中に水が入っていれば問題ありません。

もし足りなければ水を入れ、多すぎる場合はバケツなどで水を捨ててください。

 

  • ●使用方法
  1. 1.真空式パイプクリーナーのカップを便器の凹みに入れる
  2. 2.ハンドルをひいて吸引する
  3. 3.閉塞が解消されなければ数回繰り返す

 

真空式パイプクリーナーはラバーカップとは違い、カップを便器に密着させたままハンドルを押し引きして吸引します。

 

対処法5.水を利用して水流を作る

5つ目に紹介する対処法は水を利用して水流を作る方法です。

トイレットペーパーや排泄物が要因の場合、水を利用して水流を作ると改善されることがあります。

 

  • ●解消方法
  1. 1.便器の中の水を汲んで捨てる
  2. 2.バケツに水を入れる
  3. 3.高い位置からバケツの水を一気に流す

 

1から3の工程を、水が溢れないように確認しながら繰り返してください。

また、高所からバケツの水を流し込むため、床や壁に水がかかる可能性もあるため、こちらもビニールシートなどで養生しておくと安心です。

 

対処法6.重曹とお酢を使う

6つ目に紹介する対処法は、重曹とお酢を使った方法です。

便やトイレットペーパーによる詰まりに効果的です。

 

  • ●解消方法
  1. 1.便器に溜まった水を汲んで捨てる
  2. 2.重曹を4分の1カップ計り便器の中に入れる
  3. 3.お酢を100ml入れる
  4. 4.50度くらいのお湯を便器の半分まで入れる
  5. 5.1時間そのままにしておく
  6. 6.バケツで水を汲み高い位置から少しずつ水を流し入れる

 

もし、この方法で詰まりが解消されなければ、水に溶けにくいものが原因で起こっていると考えられます。

 

対処法7.洗剤とお湯を使う

7つ目に紹介する方法は洗剤とお湯を使った方法です。

洗剤は、パイプクリーナーまたは食器用の中性洗剤を用意してください。

 

  • ●解消方法
  1. 1.食器用の中性洗剤を100cc便器の中に入れる
  2. 2.50度くらいのお湯を便器の中に入れる
  3. 3.30分〜1時間そのままにしておく
  4. 4.水を流して流れ方を確認する

 

パイプクリーナーを使用する場合の使用量は、説明書に記載されている量に合わせてください。

 

逆流したときに気をつけるべき点

トイレの水が逆流した場合に気をつけるべき点を3つ紹介します。

トラブルを重ねないためにも守りましょう。

 

注意点1.塩を使うのは避ける

猫砂を詰まらせたとき塩を使うと良いといわれることがありますが、控えておくと良いでしょう。

塩は猫砂を膨張させないために役立つとされていますが、排水管や下水管をサビさせてしまうおそれがあります。

排水管や下水管のサビは腐敗につながるため、安全性を重視するためにも塩を使うのは控えましょう。

 

注意点2.土砂災害や大雨に原因がある場合はプロに頼る

土砂災害や大雨に原因がある場合は、プロの力を借りましょう。

自然災害によるトラブルを解決するためには、専用の道具と適切に対応するための知識が必要です。

業者以外での対応では難しいため、プロに頼るほうが安心です。

 

注意点3.原因が分からない場合は無理に対処しない

原因がわからない場合は、プロに調査と修理を依頼しましょう。

原因に合った方法で対処しないとトイレが壊れてしまう恐れがあります。

大掛かりな修理が必要な故障を起こしてしまうと費用もかかるため、確実に修理ができるプロに任せたほうが良いです。

 

冬の凍結にも注意!水が流れない可能性がある

冬の凍結も水が流れず逆戻りする原因となるため注意しなければなりません。

以降では、凍結しやすい箇所と凍結による水の流れに関する症状の現れ方を解説します。

 

凍結しやすい箇所

トイレの閉塞につながる凍結しやすい箇所は、給水管と排水管です。

給水管は、外気温が−3〜4℃以下になると凍結します。

排水管は、室内の温度が0℃以下になると凍結する場合があります。

 

凍結すると一時的に水の流れが悪くなりすることがある

給水管や排水管が凍結すると一時的に閉塞を起こし、水の流れが悪くなることがあります。

その結果、水が流れず溢れてしまうこともあるため注意が必要です。

 

トイレが凍結してしまったときの対処法

トイレが凍結してしまったときの対処法は2つあります。

 

  1. 1.自然に溶けるのを待つ
  2. 2.ドライヤーを当てる

 

具体的な方法をひとつずつ解説します。

 

自然に溶けるのを待つ

対処方法の一つ目は「自然に溶けるのを待つ」です。

気温が上がると徐々に凍結が溶けて徐々に症状はおさまります。

 

ドライヤーを当てる

対処方法の二つ目は「ドライヤーを当てて凍結を溶かす」です。

水道管にドライヤーの温風を与えることで徐々に凍結が溶け、徐々に症状は解消されていきます。

 

まとめ

トイレの水が逆流して溢れそうになる原因は、便器や排水管などで閉塞が起きていたり、災害が原因であったりさまざまです。

元のトイレに戻すためには原因別に対処することが大切です。

今回紹介した対処法は以下にまとめます。

 

  1. 1.対処法1.ラバーカップ(スッポン)を使う
  2. 2.対処法2.ワイヤーブラシを使う
  3. 3.対処法3.50度前後のお湯を流す
  4. 4.対処法4.真空式パイプクリーナーを使う
  5. 5.対処法5.水を利用して水流を作る
  6. 6.対処法6.重曹と酢を使う
  7. 7.対処法7.洗剤とお湯を使う

 

上記の方法を試しても戻らない場合は、ハイスイ広島までご連絡ください。

丁寧に原因を調査して突き止め、的確に修理や交換を行っていきます。

トイレ以外でも水回りのことで気になる場合は相談対応可能です。

お困りのことがありましたら、いつでも遠慮なくご連絡ください。

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