排水管清掃の怠慢が招くリスクと対応策!大規模漏水や悪臭を防ぐための管理体制とは【ハイスイ:公式】 - ハイスイ広島 -広島県の水道修理、お風呂、トイレ、台所の排水管のつまり修理

コラム
COLUMN

ハイスイ広島のコラムになります。
「トイレの水が流れなくなった」、「蛇口を捻っても水が出てこない」、
「排水口の水が流れが弱くなった」など水のトラブルでお困りの際は、
つまり水漏れ・排水管の専門職人のハイスイ広島にお任せください!
24時間、365日、年中無休で営業しております。

屋外(排水管)

排水管清掃の怠慢が招くリスクと対応策!大規模漏水や悪臭を防ぐための管理体制とは【ハイスイ:公式】


ビルやマンション、公共施設などにおける排水設備の適切な管理は、建物全体の安全性と快適性を維持する上で欠かせない業務のひとつです。
 
とくに、排水管の清掃を怠ることで発生するトラブルは、日常生活への影響にとどまらず、建物の構造自体に深刻な損傷を与えることもあります。
定期的な排水管清掃は、管理業務の一環であると同時に、大規模トラブルの未然防止という観点からも重要です。
 
今回は、排水管清掃を怠ったことで発生した漏水や悪臭などの被害例を交えつつ、それらを防ぐために必要な対策についてご紹介します。
 

排水管清掃を怠ると発生する代表的なトラブル


排水管内部は、日常的に排出される汚水や油分、髪の毛、食品カス、洗剤成分などにより徐々につまりが生じます。
こうした異物が蓄積することで水の流れが悪化し、やがて漏水や悪臭といった被害へと発展してしまうのです。
 

大規模な漏水被害

排水管が完全につまると、水が逆流して床上浸水や階下漏水を引き起こす危険性があります。
 
とくにマンションやアパートといった集合住宅では、上層階からの排水が階下に直接流れ込み、天井や壁を伝って水が染み出す事例が多く発生しています。
一度漏水が発生すると、建材の腐食や電気設備の故障など被害は広範囲に及んでしまうのです。
その結果、内装の全面張替えや配線の交換が必要となるケースもあり、管理組合や運営者には多額の修繕費の負担が発生します。
 

悪臭や衛生被害

つまりによって排水が停滞すると、腐敗が進み、強い悪臭を伴うガスが建物内部に充満することがあります。
このガスは下水臭の原因となるメタンや硫化水素などを含み、人体にも悪影響を及ぼす危険性があると言われているのです。
 
共用部の廊下やエントランスにまで臭いが広がると、建物全体の評価や資産価値の低下にもつながりかねません。
とくに、商業施設や医療施設などの利用者が敏感な施設においては、営業妨害やクレームの原因にもなります。
 
参考:なくそう!酸素欠乏症・硫化水素中毒┃厚生労働省
 

排水管や建物の破損・劣化

排水管に蓄積されたスケール*や油脂分は、時間の経過とともに管内部を侵食し、配管の劣化を早めます。
つまりが悪化し続けると内圧が異常に高まり、古くなった配管が破裂してしまうこともあるでしょう。
 
また、漏水した排水が建物のコンクリート基礎部分や鉄骨構造にまで染み込むと、錆や腐食を招き、建物にも大きな損傷を与える恐れがあるのです。
 
*水垢の一種とも言われる、水中に溶けだした無機塩類が析出(せきしゅつ)したもの
 

トラブルが起こりやすいケースとその背景


排水管トラブルが頻発する現場には、共通するいくつかの特徴があります。
事例を踏まえて、リスクの高い状況について確認しておきましょう。
 

築年数が経過した建物

築20年以上のビルや集合住宅では、排水管自体の劣化が進行している場合が多く、汚れも蓄積されやすい状態にあります。
古い鋳鉄管(ちゅうてつかん)や塩ビ管は経年劣化により脆弱化しており、わずかなつまりでも、破損・漏水に発展するケースが報告されています。
 

使用頻度が高い建物や施設

飲食店を併設した商業施設や、多くの方が利用する医療機関、宿泊施設、学校、福祉施設などでは、排水への負荷が高い傾向にあることをご存じでしょうか。
油脂や食品カスなどの排出量も一般のご家庭と比べて多く、通常よりも早いサイクルでの排水管清掃が求められます。
 

点検や清掃の履歴が不明確な物件

管理体制が曖昧な物件や、管理者が変わるたびに清掃履歴が引き継がれていない物件では、定期清掃のタイミングが見逃されがちです。
結果として、知らないうちに排水管がつまり、突然トラブルに発展するリスクが高くなります。
 

排水管トラブルを未然に防ぐための対策


排水管清掃は、建物の安全性と衛生環境を維持する上で必要不可欠な作業です。
漏水などのトラブルを未然に防ぐために、高圧洗浄や点検を定期的に行うといった管理対策を実践しましょう。
 

定期的な高圧洗浄の実施

排水管内部に蓄積されたスラッジ*や油脂汚れは、高圧洗浄によって効果的に除去できます。
とくに、マンションやテナントビルでは少なくとも3年に1回程度の清掃が理想とされています。
 
*汚泥とも呼ばれる、液体の底に堆積や沈殿している泥状の物質
 

排水状況の定期点検

排水の流れや異音、水圧の変化などを定期的に確認することで、異常の早期発見につながります。
必要に応じて内視鏡調査(管内カメラ)を実施すれば、目視では確認できない配管内部の状況も把握できます。
 

設備設計時からの排水対策

設計段階で配管ルートや勾配、使用する管材などに配慮することが、排水トラブルを防ぐ第一歩です。
とくに、長尺管や屈曲の多い配管経路はつまりやすくなるため、施工時の工夫とアフター管理が重要だと言えるでしょう。
 

ハイスイ広島が提供する排水設備の安心サポート


ハイスイ広島は、広島県内における排水管などの水道にかかわる建物設備管理のプロフェッショナルとして、法人向け排水管清掃や、点検サービスを展開している、水道のメンテナンスサービス会社です。
ビルや集合住宅、商業施設、公共インフラなど、あらゆる現場に対応可能な経験と技術を有しており、定期点検から緊急対応まで一貫して承っています。
 
とくに、排水管破裂や階下漏水といった突発的なトラブルに対しては、即日対応の体制を整えており、被害の最小化を図ります。
 
また、清掃だけではなく、今後の維持管理体制の見直しや予防保守のご提案も行っており、長期的なコスト削減と建物価値の維持に貢献いたします。
 

建物を守るために今できること


排水管清掃は、後回しにしやすい管理項目のひとつですが、実は建物全体の安全と衛生を守る重要な役割を担っているのです。
見えない部分だからこそ、放置せず、計画的な点検や清掃を継続することが、深刻なトラブルを防ぐ最大の防御策となるでしょう。
 
ハイスイ広島は、排水設備の点検・清掃・修繕までを一貫して行い、管理担当者の皆様とともに施設の安全を支えています。
信頼できるパートナーとして、貴社の排水設備の安心をお守りいたします。
 
排水管の清掃計画や点検業務についてのご相談は、いつでもハイスイ広島までお問い合わせくださいませ。

ページトップへ